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2013.10.17~10.20 「私立ルドビコ女学院『ロスト セブンティーン』」

私立ルドビコ女学院とは…


学園型演劇集団「聖ルドビコ学園」の新体制である。
「聖ルドビコ学園」は、作・演出家である桜木さやかの企画によって、2004年に旗揚げ。
観客を生徒に見立て、架空の女学園で巻き起こる物語を贈る、新しい形の劇団として人気を博したが、2013年7月に閉校。
今回新たに「私立ルドビコ女学院」として、設定は引き継ぎ、登場人物を女子高生とシスターに限定し、女性のみのキャストで、より深く世界観を構築する。
今回の作品、「ロスト・セブンティーン」は、容姿端麗・才色兼備のシスター、清川詩織(きよかわしおり)と、ちょいブス・ちょいデブ・性格ブスのシスター、小渕郁恵(おぶちいくえ)の2人の物語である。
2人は幼馴染、小さい頃からずっと一緒で親友だったはずなのに、今では不仲でことあるごとにぶつかってばかり。いったいどうしてこうなってしまったのか、二人は覚えていない。というより思い出せない。思い出せないが、「あいつのせいで不幸になったんだ!」と思い込む小渕は、あの手この手で清川を不幸に落とそうと試みていた。
そんなある日、小渕の前に、10年前に行方不明になった後輩の少女、田上聖来(たがみせいら)が現れ、小渕は10年前へタイムスリップしてしまう。もう一度女子高生活を送ることになった小渕は次第に当時を思い出していく。
17歳の二人に何が起こったのか、なぜシスターになったのか、そして少女はなぜ小渕の前に現れたのか…。

作・演出の桜木さやかが、高校3年間という、最も多感で印象深い時間のリアルな日常や、裏側を心理描写豊かに描く。多感な時期だからこその女子高生の悩みや、その中で必死にもがく彼女たちの弱さと怖さ、狡さ、かわいらしさ、強さを織り交ぜ、複雑に揺れ動く女子の日常と非日常を、元SDN48の1期メンバー今吉めぐみ、CM等で活躍中の蜂谷晏海をはじめ、これから注目すべき女優たちが軽快かつ繊細に紡ぎだす。
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